アジアン・プロフェシー

Asian Prophecy

閉店・移転、情報の修正などの報告

個別カウンセリングによる対症療法的トリートメントが受けられる本格的スパ。世界の最新技術とバリ島の伝統的な癒しが融合した実力派スパ。

こんにちは、バリ島ナビです。バリ島にはさまざまなスパ施設があります。バリ島内陸部の文化と伝統の地域、ウブドにも伝統的なバリニーズ・マッサージをメインにした、さまざまなスパやマッサージのお店がありますが、今日ご紹介する「アジアン・プロフェシー」ほど、最新式のマシーンが揃っているところはありません。オーナーは日本人女性で、ご自身もスパ・コンサルタントとして世界中で活躍されています。自称「美容オタク」のそのオーナーがプロダクトから施術指導、そしてマシーンの導入まで、徹底的にこだわって作ったのがこちら「アジアン・プロフェシー」。アジアの予言、という名を持つこのスパは、2007年のオープン当初から話題を集め、現在では「目に見えて効果が実感できる」「速効性バツグン!」と、熱烈なリピーターをたくさん持つ、実力派スパとして、多くの顧客で賑わっています。

行き方

場所は大通りに面しているため、分かりやすい場所にあります。ウブド王宮からは、ジャラン・ラヤ・ウブドを東に向かって直進、ジャラン・ハノマンとの交差点で有るT字路を右折、ジャラン・ハノマンをひたすら道なりに南下し、そのままジャラン・プンゴセカンと名前が変わる道を進み、アルマ美術館の裏の入口を通り過ぎると、パダンテガルの「プルタミナ」ガソリン・スタンドがあります。そのガソリン・スタンドの前の四つ辻を挟んだ向かい側、ガラス張りの2階建ての近代的な建物がギャラリー、レストラン、スパの複合店舗となっている「アジアン・プロフェシー」です。

まず、外観からして、今までウブドにはなかったガラス張り、白い外壁のモダンな建物。入口には日本を思わせる小ぶりの竹が配されていて、涼しげな印象。大きなガラス戸の前に立つと、中からスタッフが笑顔で扉を開けてくれます。
1階部分は壁のない巨大な空間にギャラリー、レセプション、オーガニック・カフェ・レストラン、が入っています。ギャラリーにはインドネシア各地の名産品はもちろんのこと、世界各国から集められた陶磁器などが美しく並べられていて、ゆっくり見て回ると時間の経つのを忘れそう。

オーガニック・レストラン・カフェ

入口を入ってすぐ右側に美味しそうなケーキの並んだガラスケースが。全て手作りのケーキだそう。右手がオーガニック・レストラン・カフェです。目隠しもありながら、広い空間を眺め渡すこともでき、開放感のある作りです。このレストラン・カフェではイタリアン、和食、インターナショナル、デザートなどが楽しめます。新鮮なフルーツを絞って作るジュースはビタミン補給とデトックス効果で、乱れた栄養バランスを整えてくれます。そして、ここではまた、二階にあるスパの施術前のカウンセリングが行われます。またここには、密かに在住邦人に評判となっている「日本食セット」があります。豚の生姜焼き定食やハンバーグ定食、餃子定食などが、なんと2万5000ルピアから3万5000ルピアで食べることが出来るんですよ!
餃子定食

餃子定食

豚の生姜焼き定食

豚の生姜焼き定食

スパ

さて、それでは、2階のスパを見ていきましょう。2階へと通ずる階段わきにも、大きな大きな天然石が、たくさん並べられています。階段を上がりきると、目の前に大きなブルーの三角形が!クリスタルのピラミッドは大いなるパワーの源といわれ、これからこのスパでゲスト自身の持つエネルギーを引き出す、ということの象徴なのでしょう。受付は、まるで日本のエステ・サロンのような赴き。全体的に白い壁にブルーの間接照明、となんだか海の底のような神秘的な雰囲気です。
受付の横を通って、まずはロッカー・ルームへ。ゲストはいったん荷物を置き、身に着けていた衣服を全て着替えてから、各セラピー・ルームに入る仕組みになっています。その辺も日本のエステ・サロンのよう。ロッカー・ルームには化粧台、姿見、扇風機などが設置されていて、日本語による注意書きも貼られていて、なんだか本当に日本にいるよう。ロッカーの中には着替えの着物式ガウンと紙ショーツ、スリッパ、髪の毛をまとめるシュシュがセットされているので、ゲストはここで着替えます。
スパはシングルトリートメントルーム6部屋、ツイントリートメントルーム2部屋、バスルーム3部屋、シャワールーム2部屋、トイレは1階、2階に設備。おトイレがなんと日本製のTOTOウォシュレット!ウォシュレットをバリ島で初めて見ました。なんと日本から持ってきたそうです!また、館内の水は最新の浄水システムにより浄化されているそうで、全館を巡る水は口にしても安心なミネラルウォーターだそうですよ!
TOTOのウォシュレット

TOTOのウォシュレット

独立したバス・ルーム

独立したバス・ルーム

それでは順にお部屋を見ていきましょう。
まず、クリーム・バスのお部屋を見せていただきます。暖かみのあるラタン製のソファーが並んだお部屋です。ここでは、頭のマッサージや、フット・ケア・マッサージなどが行われるそうです。
お部屋の中で存在感を放っているのは大きな医療器具のようなもの。これは炭酸泉手足温浴機で、手と足を同時に炭酸泉浴させる本当の医療器具だそう。炭酸泉浴とはいわゆる「ラムネ風呂」で、身体を温めると同時に新陳代謝を促し、老廃物を出やすくする効果があります。同じ部屋の反対側にもなにやら機械を発見!これは痩身マシーンの一種で通称「ブルブル・マシーン」!ここに乗るだけでカロリーを消費することが出来るとか!乗るとブルブルブル・・・と振動が始まり、それによってカロリー消費になるそうです。セラピストたちはマッサージ技術だけではなく、各マシーンの操作と効能をも知っていなければならず、本当に「プロ」という感じですよね。
炭酸泉手足温浴機

炭酸泉手足温浴機

ヘッド・スチーム機

ヘッド・スチーム機

ブルブル・マシーン!

ブルブル・マシーン!

シャンプー台

シャンプー台

次の部屋にはドーム状のものが。これは「発汗ドーム」と呼ばれる、内側が遠赤外線によって熱くなり、発汗を促し老廃物を出す目的のもの。これは、持ち運びも出来るそうで、ゲストが施術をうけているお部屋に持って行って使うことも可能です。
「アジアン・プロフェシー」では「デトックス」ということに注目していて、とにかく発汗を促し、老廃物を出し切った後に、効果のあるものを補給していく、という方法で、人間が本来持つエネルギー・バランスを回復させていくそうです。そのために、発汗ドームや先ほどの炭酸泉手足温浴機、そしてベッドマットにはトルマリンや赤外線マットを使用しているそうで、身体の表と裏の両面から働きかける工夫がなされています。
発汗ドーム

発汗ドーム

ベッドマットにはホットマットが!

ベッドマットにはホットマットが!

これだけ汗をかくそうですよ!バスタオルがびっしょり。

これだけ汗をかくそうですよ!バスタオルがびっしょり。

次のお部屋にあるのは「フォト・フェイシャル」というマシーン。フェイシャル用のスチーム機まではどこのサロンでも備えてありますが、このような可視光線フェイシャル・マシーンを備えているところは本当に稀だと思います。アンチエイジング効果の高い、最新技術を取り入れた、速効性の期待できる設備ですね。
セラピールームは、施術中は白い壁にブルーの間接照明のみなので、非常にリラックスできそう。もちろん全室全館エアコン完備ですので、発汗中でも暑い!ということはありません。各部屋には必要なマシーンやファシリティが完璧にセットされていて、さらにゲストのメニューに合わせて追加のマシーンが加えられたり、時には部屋を移動したりするわけです。
フォト・フェイシャル

フォト・フェイシャル

幻想的なセラピー・ルーム

幻想的なセラピー・ルーム

こちらは「アレックス」という名のスリミング・マシーン。頭の先から足の爪の先まで、この「アレックス」にお任せ!という感じです。
他にもまだまだ移動式のスリミング・マシーンがあります。
痩身マシーン、「アレックス」

痩身マシーン、「アレックス」

スリミング機

スリミング機

スリミング機

スリミング機

さらに奥には先ほどの「発汗ドーム」と同じようなデトックス目的で使われる「カプセル」とよばれるマシーンが。
カプセル

カプセル

カプセル

カプセル

もしかしたら日本の中規模の病院よりもはるかにマシーン設備が充実しているのではないかと思ってしまいます。おそらく、マシーンの充実度はバリ島随一だと思われます。

セラピストはバリ島の伝統的な癒しのテクニックの上に、さらにオーナー直伝の技術習得に努め、そして、毎日オーナーによるチェックをかかさない、という徹底した教育方針だそうで、技術だけではなく、日々の心身の状態が常に安定しており、常に最高の施術をゲストに提供できるセラピストだけがその日、仕事につけるとか。また、こちらでは、ボディはボディの専任セラピスト、フェイシャルはフェイシャル、頭部は頭部の専任者が、その施術にあたるそう。ゲストが一人一人違うように、セラピストも一人ずつ違う。それを見極めて、「その人のためだけの」オリジナル・メニューを用意する。これは、常に最高のサービスが受けられる、ということであり、ゲストにとっては最も嬉しいことですが、スパ側の絶えざる努力と、徹底した管理のたまものだといえます。
豊富な機械類、最新の技術だけではない、人間の手の持つ、本来の癒しの力がベースにある、究極のスパ体験が出来るということですね。

プロダクト

「アジアン・プロフェシー」で使われるプロダクトは100%オリジナル。ベース・オイルにはサウジアラビア産の、医療用として食用にもなるほど純度の高いオリーブ・オイルやグレープシード・オイルを使用、アーユルベーダー用のオイルは、アーユルベーダー・ドクターが調合したオイルを使用。皮膚への浸透性が高く、使用感はべたつかずライトです。
また、フェイシャルに使われるクレンジングのマッド(泥)パックは、ヨード分の豊富な韓国の黄土に近い性質のもので、吸着力に優れ、余分な脂肪をも分解。アンチエイジング効果の非常に高い泥で、なんと、オーナー自らが山奥に採掘に赴き採掘してきたという、まさに世界中でここでしか体験できない「魔法の泥」なのです。そのほか、にがり入り、ミネラル分たっぷりのタラソパック、シーウィードたっぷりのクリーム・バス用ヘアクリームなど、スパで使用されるプロダクトは、全て1階の店内で購入できます。
噂のマッド・パック!

噂のマッド・パック!

100%ナチュラル石鹸は1万5000ルピアでお土産にも

100%ナチュラル石鹸は1万5000ルピアでお土産にも

サービス

オーナーは日本人女性で、お店には日本人スタッフと日本語の話せるスタッフが常駐しているので、言葉の心配は全くありません。
また、スパで使用する薬草液はすべて手作りなので、ゲストの到着時間に合わせて調合しているとのこと。事前に予約したゲストはお待ちいただかなくて済みますが、予約無しのゲストは準備時間を必要とするため、しばらくの間お待ちいただくことになります、とのことなので、予約を入れた方がベストだと思います。


ウブドに出来たこの最強のエステ・サロン、一度行くと病みつきになるといううわさ。これだけの設備と内容ながら非常にリーズナブルな値段設定なので、日本から通う人がいる、というのも納得です。ウブドに滞在しながら本格的エステ体験。ぜひ一度トライしてみてはいかがでしょうか!以上、バリ島ナビでした。

参考料金:

※メニューの組み合わせがゲストオリジナルなため、1人ずつメニューが違い、値段もばらばらになります。

フランス製ソシーズ・フェイシャル(60分)US$85

スタンダード・フェイシャル(40分)US$50

マインド&ボディ・トリートメント
風(60分)US$50
地(120分)US$60
火(150分)US$70
水(120分)US$60

ナチュラル・ヘッドスパ:ホット・オイル&シロダ―ラ(90分)US60$

リフレッシュ・コース(フット・バス、ボディ・グロウ、メディカル・ハーブ・スチーム、オイルマッサージ&ハーブボール・トリートメント、ジャギー・ヘッド・トリートメント、ヘッド・スパ、食事つき)180分 US$90

チャクラ・トリートメント(ヒーリング・ストーンマッサージ、ヒーリング・ストーンとクリスタルを使ったフェイシャル)90分US$100

クリーム・バス(60分)US25$

アーユルヴェーダ・デトックス(3時間) US$95

記事登録日:2010-08-06

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2010-06-28

利用日
女性 男性

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