ミンピ・リゾート・ムンジャンガン
Mimpi Resort Menjangan
ミンピ・リゾート・ムンジャンガンの温泉で癒される!1泊体験レポート
常夏のバリでもやっぱり癒し効果絶大!バリならではの温泉+ビーチ・リゾートを楽しんできました~!
こんにちは、バリ島ナビのバリ子です!今日は待ちに待った「ミンピ・リゾート・ムンジャンガン」へ1泊しに行くんですよ~♪以前「
そうだ!温泉へ行こう~バリ島編~」でもご紹介しましたが、「ミンピ」はバリ子のお気に入りのリゾート。何てったって、温泉付きのヴィラがあるんですもの、日本人としてはテンションが上がるというもの!普段頑張ってお仕事をして、やっと取れた休暇で海外旅行に出かける皆さんと同じで、バリに住んでいるバリ子だって普段は真面目にお仕事をしている(?)ので、自分へのご褒美は必要。バリ以外の島へ遊びに行くのも、海外へ飛ぶのも、気分転換になってとっても楽しいのですが、本当に疲れた時や癒されたい時、そんな時は日本でひなびた温泉宿に足を向けたくなるように、まずバリ子の脳裏に浮かぶのは「ミンピ・リゾート・ムンジャンガン」、そこなのです。年に2~3回は「ミンピ」に現実逃避するバリ子ですが、友人達に話すと「また行くの?いいね~」と羨ましがられます。そう、「ミンピ」は在住日本人に人気の癒しスポット。リゾートに住む日本人が休日に訪れたくなる、バリにいながらもちょっと旅行気分を味わえる場所。在住者だけではなく、ドロップ・オフで有名なダイブ・スポット「ムンジャンガン島」にもすぐのロケーションで、ダイバーにも人気です。それでは「ミンピ・リゾート・ムンジャンガン」に向かって出発~!
「ミンピ・リゾート・ムンジャンガン」はジャワ島への港のあるギリマヌッ港にほど近いバリの北の外れ、西寄りに位置します。南部からだと片道約4時間の道のり。バリ子はドライブが好きなので自分で運転して行くのですが、旅行者の方だけではなく在住者の方でもホテルの送迎を利用する方もいらっしゃるようです。バリ子が「ミンピ」へ向かう時のルートは3つ。1つはホテル・カーも通る王道、ブドゥグルの高原を通るルート、そしてもう1つは西海岸に沿ってヌガラ経由で周りこむルート。そして最後は「ププアン」というライスフィールド・ビューが楽しめるルート。ブドゥグルを抜ける方が道路の起伏が1度しかなく、交通量も少なくて楽な様な気がしますが、バリ子は往復西海岸を通って行くことの方が多いです。この西側の道路はジャワ島とバリ島を結ぶ幹線道路で、道路はまるで無法地帯!トラックやバスがビックリするような勢いでぶっ飛ばすし、カーブでも追い越しをかけてくるので事故が多く、運転中全く気が抜けないのですが、南部リゾートエリアとは違った黒砂のビーチに打ち寄せるパワーのある波、そしてやたらと熱い照りつける日差しが何とも好きなんですよ。途中道路右側にはライステラスが現れ、左側にはずーっと海が続いているソカ・ビーチ周辺の景色は特にキレイ!今回は往路はブドゥグル経由、復路は西海岸を通って行くことにしました。
と言っても、こと「ミンピ」へ行く時に限ってはなるべくゆっくり滞在したいので、寄り道は一切致しません。でもブドゥグルには湖畔の美しいお寺「ウルン・ダヌ・ブラタン寺院」や「チャンディ・クニン市場」などの見どころがあるので、観光がてら足を止めるのもいいですね。ブドゥグルを過ぎてシンガラジャの街に入ったら、その後はロビナを通過して一路「ミンピ」を目指します。どんどん「ミンピ」のあるバニュウェダンに近づくにつれて、景色は乾いていきます。あまりの暑さのせいなのか、土地が痩せているからなのか、緑豊かなバリではあまり目にすることのない地面がむき出しで、枯れた木々が辺り一面に広がっている様子はまさに異国情緒満点!この辺まで来ると、バリにいながらどこか違うところに来たような気持ちになるんです。まるでメキシコ?(まぁ、行ったことはないんですが…)などと思いながら、「ミンピ」に到着です。
毎度変わらないレセプションを目にしただけで、1泊2日の癒しは約束されたもの。思わず「ただいま~!」と言いたくなってしまいます。まずはウェルカム・ドリンクを頂いてチェック・インを済ませたら、早速お部屋に案内してもらいます。「ミンピ・リゾート・ムンジャンガン」にはビルディング・タイプの「パティオ・ルーム」とプライベート温泉の付いた「コートヤード・ヴィラ」があります。温泉の付いていない「パティオ・ルーム」に泊まっても、お部屋の前に共同の温泉があるので問題はありませんが、せっかくの休日なんだから、バリ子は毎回「コートヤード・ヴィラ」をリクエストします。だって、温泉はやっぱり裸で入ってこそなんぼでしょうが!敷地内には公共の温泉とプールがそれぞれ2か所ありますが、スッポンポンで日本式に温泉に入るなら、やっぱりヴィラ。温泉だけではなく、プライベート・プールもあるヴィラもありますが、今回は温泉のみのお部屋にしました。「ミンピ」にはパティオ・ルームを含めて54の客室があり、レセプションからお部屋へ向かう間はヴィラの外壁の間を縫うように、あっちにもこっちにも小さな歩道が配されています。まるで迷路のような通路にはきれいなブーゲンビリアが咲き乱れ、小鳥たちの鳴き声が遠くから聞こえてきます。視覚的な美しさだけではなく、「ミンピ」のリゾート内は、驚くほど静か!バリ子の自宅周りで聞こえる生活音も全くしなければ、南部リゾートに泊まった時にも感じられない静寂があるんです。たまに味わうこの静けさがまたなんとも言えないんですよね~。
まずはお部屋にチェック・イン
それではお部屋に入りましょう。バリ・スタイルの門を抜けたら、小ぢんまりとした敷地には、寝室の棟と温泉の棟が配置されています。この抑えたスペースがまるで家にいるような安心感を感じさせるんです。藁ぶき屋根はバリらしさを感じさせてくれるし、お部屋には天蓋付のベッドとTV、ミニバー、湯沸かし器などの設備が付いていますが、とってもシンプルで、それがまた更に「何にもしない休日」を演出し、本当にただま~ったりと、の~んびりできる空間が存在するんです。お部屋によってはバスルームの上部がロフトになっていて、エキストラ・ベッドを入れることができるので、3人でも宿泊可能です。そして「パティオ・ルーム」と「コートヤード・ヴィラ」のどちらもコネクティング・ルーム対応が可能なお部屋もあるので、グループでの利用もできます。
落ち着いたところで、まずはやっぱり温泉に入っておかなきゃ!バスローブを羽織って、庭へ出るだけ。さっそく体を沈めると、少し熱めのお湯がじ~んと体にしみわたってきます。あぁ~、結構なお湯ですこと~♪ほのかに鼻につく硫黄臭が、これまた温泉気分を盛り上げます。「ミンピ」のあるバニュウェダンは温泉の湧き出るエリアなのですが、「ミンピ」内にも源泉があり、そこから天然温泉が湧き出ています。成分表を見てみると、ナトリウム、カルシウム、塩化物、硫酸塩を主成分として含む天然の鉱泉で、ドイツ政府の認定基準により「鉱泉水」と分類されているそうです。この温泉のすぐ脇には「バレ(東屋)」が設置されているので、のぼせてきたらバレで一休みして、しばらくしたらまた温泉に浸かる。この繰り返し。
温泉の効能が日本語で表記されています。
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のぼせてきたら、バレでごろ~んと一休み。
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プールへ行ってみましょ~!
散々温泉に浸かった後は、ちょっとお部屋でのんびりして、次はプールへ行くことに。ヴィラの中に温泉があるとは言え、やっぱりプールは別物!プルメリアの咲き乱れる木々の真下にあるプールで、ゆっくり泳ぎながら、お部屋とは違った広々とした景色を楽しみながら、リゾート気分を満喫です!せっかくなので、海寄りのプールにも泳ぎに行ってみることに。こちらはさっきのプルメリアとキレイなガーデンが見渡せるプールとは違って、マングローブとバニュウェダン湾が見渡せて、また違った雰囲気。このプールの脇にはダイビング・ボートの出発地点があり、ダイブ・センターもあるので、講習もこのプールで行うそうです。子供用の浅いプールもあるし、すぐ隣には公共の温泉もあります。そしてどちらのプール・サイドにもバレが設置されているので、ゴロゴロ転がりながらジュースを飲んだり本を読んだりする人も見かけます。
プールでガッツリ泳いだ後は、お部屋に戻ってもう1回温泉タイム♪そうこうしているうちに、日が暮れ始めました。温泉とプールに入って頂けなのに、あっという間に時間が経っていたことにビックリ!暗くなる前に、ディナーに行くことにしましょう。
あっという間に1日が過ぎました。そろそろディナーへ…
「ミンピ」のリゾート内は大きく分けてレセプション寄りの客室部分とダイブ・センターやショップのあるベイ・サイドの公共エリアに分けることができますが、レストランは公共エリアの一番海側にあります。その2つのエリアは少し距離があり、きれいに手入れされたガーデンの真ん中を通る遊歩道を通って行くのですが、夜になるとポツポツと外灯が灯り始め、とってもロマンチック!ゆっくりと散歩を楽しみながらレストランに到着です。
「ミンピ」の周りには観光客向けのレストランはないので、ほとんどのゲストはこのレストランを利用します。周りを見てみると、今日のダイビングの話しで盛り上がる日本人グループ。カップルで食事を楽しむ欧米人、そして家族連れのドメスティックのゲストといろいろな方がそれぞれのディナーを楽しんでいらっしゃいます。「ミンピ」のゲストは日本人が一番多いそうですが、やはりその中でもダイバーのリピーターの方がダイブ・トリップとして訪れる割合が高いそう。バリに来ても、ここにしか滞在されない方もいらっしゃるそうですよ。そんないろんな国のゲストが利用するリゾートだけあって、こんな辺鄙なロケーションでも、レストランのメニューはインドネシア料理だけではなく、西洋料理や日本食もあるのが嬉しいところ。今日はシーザー・サラダ、クリーム・トマト・スープ、チキン・コルドン・ブルー、チキンのグリルとサンバル・マター、そして天ぷらの盛り合わせを頂きました。どれもとってもおいしかったし、これだけ種類があれば、連泊しても飽きることはありませんね。日が沈んで辺りが闇で包まれてからも、テーブルのキャンドルを囲んで、ゆっくりと休日の夜を楽しみました。
そしてお部屋に戻ったら、本日最後の温泉です(笑)浸かるたびに、バリ子の一番疲れが溜まっている部分の肩や腰、そして普段冷えがちな手足の先がじんわりと温まっていくのを感じるんです。それだけで、疲れが取れていっているような気がしてきます。あぁ、本当に今回も遠出してここまで来てよかったなぁ~。体が温まったところで、今日は休むことにしましょう。
休日の朝は何故か早起きだったりします。今日のバリ子も早起きですよ~。それはもちろん朝風呂に入るため!周りはまだ静かなうちに、そっと湯船に身を沈めるこの幸せ。なんて贅沢なんでしょう!実はこのヴィラ内に設置されている温泉は、自分でお湯を貯めたり抜いたりすることはできません。通常は朝5時にお湯を抜き、15時に入れるのですが、それ以外の時間にお湯の抜き入れをする場合は、お部屋に置いてある紙に希望の時間を書いて、予めリクエストすることができます(電話でのリクエストもできます)。朝から温泉を満喫したら、早速お腹が空いてきました(笑)。
朝食会場も、昨日のディナーと同じく海沿いのレストラン。お部屋を出て、プール・サイドを通って、テクテク歩いていきます。夜とは違った清々しい空気を思いっきり吸いながら、ガーデンを進みます。
今日の朝食はアラカルト・メニュー。ピーク・シーズンなどのゲストが多い時にはビュッフェになります。朝からナシ・ゴレンを食べて、コーヒーを飲みながらボーっと海を眺めていると、ムンジャンガン島へダイビングに行くボートが出発するところでした。バリ子もシュノーケリングをしに行きたいなぁと思っていたのですが、今日は遅刻。また次回のお楽しみにすることにします。
朝食の後はまたプールに出かけて、なんだかんだしているうちに、チェックアウトの時間が近づいてきました。最後にもう1度温泉に入っておかなければ!昨日からできる限り温泉に入っていたからか、心なしか肌もツルツルしてきたような…。心残りがないように温泉を満喫したら、ついに現実世界へ戻る時間となってしまいました。
1泊2日の間、温泉を楽しむのがメインでしたが、疲れも取れて、十分楽しめました。わざわざこんな遠くまで来てしまうのは、もちろん温泉があるからなのですが、決してそれだけが理由ではないような気がするんですよね。往復の道中の景色も楽しんで、バニュウェダン周辺のバリとは思えない雰囲気に異国情緒を感じ、そして静かなリゾートでのんびりとした時間を過ごす…、移動距離が長くなるにつれて休日気分がどんどん増すような気もするのですが、何がこんなに「ミンピ」に惹きつけてしまうのか。それがわかるまで、またミンピに足を運ばなくちゃいけませんね(笑)
短期間しかバリに滞在されない方には移動に時間がかかるのでなかなか訪れることのできない場所かもしれませんが、ダイビング、温泉、いつもと違ったバリ、など何か新しい出会いがあるかもしれません。ちょっとだけ足を延ばして体験してみませんか?
以上バリ島ナビのバリ子でした~!
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日 :2010-01-18
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