「ジ・アユ」に泊まって「トヤ・デヴァシャ・リゾート&スパ」を満喫してきました~!
トヤ・ブンカに新しくできたヴィラに泊まって、寒いくらいに涼しいキンタマーニで温泉三昧してきました~!
こんにちは~!バリ島ナビのバリ子です。このところ乾期で日中も建物の中にいると涼しく、夜になると肌寒さまで感じる毎日。「南部でさえもこれだけ涼しいなら、キンタマーニは絶対寒いよね…」と心配しながらも、トヤ・ブンカにある温泉リゾート「トヤ・デヴァシャ・リゾート&スパ」で温泉につかって、1泊のんびりと過ごすことにしました。と言うのも、前回キンタマーニに1泊した際に「トヤ・デヴァシャ・リゾート&スパ」に併設のヴィラ「ジ・アユ」がオープンしていたのを見て、泊まってみたかったからなんです。バリ子は個人的には「トヤ・デヴァシャ・リゾート&スパ」のお隣りにある「トヤ・ブンカ村営温泉」も好きなのですが、なんせ今回は1泊。そしてどうせ1泊するなら、外のホテルで泊まってウォーク・インで温泉を利用するんじゃなく、ガッツリ温泉三昧したい!と、仕事でお疲れ気味の友人を誘って「疲れを落として来よ~!」と期待しながら出発。
ここ最近のバリの渋滞は本当にすごく、ウブド方面は普段よりかなり時間がかかります。今日はとっても天気が良く、晴天。まずはテガラランでライステラスを眺めながランチを。そして、のんびりおしゃべりしながらキンタマーニに向かって行くと、道路脇の畑にはジュルッ(ミカン)がたくさん実っているし、プネロカンから眺めるバトゥール山もバッチリ見えます!そのままトヤ・ブンカへ向かってどんどん下って行きましょう!
「トヤ・デヴァシャ・リゾート&スパ」に到着です!「ジ・アユ」のレセプションは「トヤ・デヴァシャ・リゾート&スパ」の敷地内でも一番道路寄りにあり、毎回温泉に来る度に「いつできるのかな~」と眺めていたのですが、今日はついに全貌解明!楽しみ~♪
敷地内はシックなトーンで落ち着いた雰囲気が漂っています。「ジ・アユ」には5カテゴリーのヴィラが全部で13棟ありますが、パブリック・スペースを抜けるとヴィラ・エリアに。ちょっと迷路のようなアプローチで、後で迷ってしまわないか心配になったのですが、今日宿泊するロイヤル・スイート(2ベッドルーム)の「マンドゥール・リラ」へ。
ロイヤル・スイート「マンドゥール・リラ」にチェック・インです!
まずは荷物を広げてヴィラの中をチェック。アウトサイドの雰囲気とは少し変わって、ヴィラ内はアイボリー調。高級感はそのままで、ナチュラルさも感じられます。
「う~ん、まずは何をしようか。せっかくのヴィラ・ステイなんだから、ヴィラのプールで泳ぐか、ちょっとヴィラでのんびりするか…」と友人と一緒に考えてみましたが、結局は「トヤ・デヴァシャ・リゾート&スパ」のパブリック温泉へ行くことに(笑)
ヴィラの敷地内をフラフラ見ながらまずは湖畔へ向かって。
まずはパブリック温泉で体の疲れを落としましょう!
「ジ・アユ」は「トヤ・デヴァシャ・リゾート&スパ」内にあるというものの、「ジ・アユ」の敷地内には滞在中のゲストしかアクセスできないようになっています。リゾートとヴィラの境界線には2ヶ所にドアが設けられていて、ここを通過するにはヴィラのカードキーで開けるようになっています。ウォーク・インで「トヤ・デヴァシャ・リゾート&スパ」を利用する人も大勢いるので、これは有り難い配慮!
「トヤ・デヴァシャ・リゾート&スパ」のパブリック温泉を利用する場合は、まずは更衣室前にあるタオルを借りて、そのまま温泉へ。まず目に飛び込んでくるのは大きなプール!「こんなに涼しいキンタマーニでプールなんて入れないよ~」と思って見ていると、結構欧米人旅行者が利用している姿がチラホラ。恐る恐る足を入れてみると、思ったほど冷たくはないのですが、決して温かくもありません。スタッフに聞いてみたところ、プールも温泉水なのだとか。そのままプールで泳いでみると、泳いでいる間は気持ちが良いものの、少し体が外気に触れると「さ、寒い~!」すぐさま温泉へ移動です。
まずは深い方の温泉でじっくりと体を温めます。日本の温泉のように高温ではなく、バリ子の体感温度では、38℃くらいだと判断(日に寄って温度は変わります)。それでもやっぱり温かい温泉に浸かると癒されます。あぁ~、気持ちいい♪そして浅い方へも入ってみます。こちらは中に入って腰を下ろすと、丁度肩くらいの水位なので、ゆっくり友人と絶景を眺めながら、ゆーーーっくりと、思う存分温泉を満喫です。
そうこうしていると、どんどん人気が少なくなっていき、ついにバリ子たち以外は誰もいなくなってしまいました。日帰り利用者がほとんどなので、夕方近くにはみなさん帰ってしまって貸し切り状態。これもキンタマーニで宿泊するからこその特典ですね。温泉は午後6時で終了なので、それまではここで体の疲れを出し切ることに。
温泉が気持ち良くて気持ち良くて、ただ遠くに見えるアバン山を眺めながらリラックスしていたら、気が付いたらもう日が暮れていました。
ヴィラのダイニング「フランボヤン・レスト」で中華料理を!
ひとまずヴィラに戻って支度を整えて、ディナーへ。「ジ・アユ」にある唯一のダイニング「フランボヤン・レスト」へ。この時点ではもう涼しいなんて言っている場合ではなく、「風邪ひいちゃうかもしれないから、重ね着した方がいいね」と、バリ子も友人も厚着で参上。日が沈み、リゾート内のライトアップがとても良い雰囲気~!バリではなかなか味わえない肌寒さも新鮮で、お休み気分を盛り上げてくれます。
「フランボヤン・レスト」は、インターナショナルと中華料理がメインのダイニング。「キンタマーニだから、あんまり食には期待しない方がいいよね、インターナショナルはちょっと危険だよね…」などとバリ子と友人が相談して中華料理をいくつかセレクト。インターナショナル料理はオーダーしていないので、実際のところ、どの程度のレベルなのかはわかりませんが、運ばれてきた中華料理には「おっ!」とビックリのバリ子と友人。無難そうだからと中華を選んだつもりが、どの料理も思っていた以上に見た目がおいしそ~!さっそく頂いてみると、やっぱり本格的な味で箸が止まりません。
食事をしている最中に、シェフがご挨拶に来て下さったのでいろいろと伺ってみると、ここに来る前はスラバヤで中華料理のシェフをされていたと。やっぱり、納得だわ~!スラバヤはインドネシアの中でも華僑の多いエリアなので、もちろん中華料理のクオリティも高いワケなのですが、シェフはスラバヤの老舗ホテルにもある有名中華料理レストランの味を受け継いでいるということ。偶然なのですが、バリ子はちょうどここに来る3週間前にそのホテルに滞在していたので、感動もひとしお!テーブルに並ぶ料理の説明を興味深く伺いました。
楽しい会話に花が咲き、お腹もいっぱいになったので、ヴィラへ戻りましょう。この時点ではかなり寒さも身に堪えるように。今日は「トヤ・デヴァシャ・リゾート&スパ」でじ~っくりとパブリック温泉に浸かりましたが、18時までしかやっていないので、夜は利用不可。フッフッフ…、実はバリ子&友人は先手を打ってあるのですよ~。ここ「ジ・アユ」は24時間のバトラー・サービスがあるので、ディナーの席に着いた時に「ヴィラのジャクジーにお湯を貯めておいてね」とお願いしておいたのです。せっかく温泉にきたんだから、寝る前にはまた温泉に浸かりたいというもの。楽しみにヴィラに戻ってみたのですが、
あらら~、まだ半分しか溜まってない!溜まった分で何とか体を沈めることはできそうなのですが、あまりの寒さに湯冷めが心配に…。結局夜はお部屋でお茶を飲みながら、おしゃべりをしながら過ごすことに。
朝は早くから、一人サンライズ・ウォッチングです!
朝6時、バリ子の部屋のアラームが鳴り始めました。キンタマーニと言えば、バトゥール山に登ってご来光を拝む「サンライズ・トレッキング」。と~っても興味はあるものの、今回は疲れを取り除きに来たので、残念ながらパス。でもやっぱりご来光は是非とも拝みたい!ということで、リゾート内でサン・ライズを迎えることに。昨夜友人は「起きれたら一緒に行くよ~」と言っていたのですが、今朝一度出てきたものの、結局バリ子一人で湖畔まで。テクテク歩きながら、今朝起きた時のスッキリ感に酔いしれるバリ子。久々にグッスリと熟睡できて、なんだか満足感まで覚えるくらい。一晩過ごして思ったことは、「ジ・アユ」は所々にハイ・クオリティーのファシリティが使用されているのですが、特に感動したのはリネンやファブリック類のグレードがとても高いこと。ベッドルームの枕や掛け布団にはダウンが使用されているし、ボルスター(抱き枕)もありました。ホテルで設置してあるところはなかなかありませんが、普段ボルスターを使っているバリ子はあれがないと落ち着かないので、これもとっても嬉しいところ。それにタオルやバスマットが一流リゾートでも見かけないような、フッワフワで厚みが1.5cm程もありそうな上質なもの!顔や手を洗うたびに、そしてお風呂上りに体を拭く時に思わずニンマリしてしまいました。そんなハイ・クオリティのリネン類に囲まれていたから、あそこまで熟睡できたのでしょうかねぇ。お部屋は前面道路沿いのロケーションだったので、夜も割と遅い時間まで車の往来の音が聞こえていたのですが。
湖目がけて歩いて行くと、「トヤ・デヴァシャ・リゾート&スパ」敷地内に設置されているテントに灯りが灯っているのが目に入りました。ほほ~、ちゃんと照明もついているんですね~(当たり前か)。このテントのパッケージ、ごはんや温泉も付いていてなかなか魅力的。次回はこのテントで泊まりたいな~、などと考えながら湖畔に到着。空は少し白み始めてはいるものの、まだ日の出までは時間がありそうなので、ちょっとリゾート内をフラフラしてみます。
朝6時のリゾート内には誰一人いなくて、静寂だけが辺り一面に広がっています。プールも鏡の様に静まり返り、昼間とは全然違った雰囲気。温泉はちょうど入れ替え中。これからお客さんを迎える準備が早朝から着々と始まっているんですね。
プールサイドには日帰りパッケージの看板が。何々、温泉とスチームボートがセットになったパッケージかぁ。これだけ涼しいキンタマーニだから、スチーム・ボートもいいなぁ…とフラフラしてもなかなか朝日が顔を出してくれないので、一度ヴィラに戻ってみたら、このタイミングでご来光。急いで湖畔へダッシュです!
あ、朝日が顔を出しました!
|
|
今日も天気が良くて、太陽の光が辺りに射し込みます。
|
早起きしてよかった~!
一日の始まりを告げる、神々しいくらいに美しいご来光に見とれていると、バリ子の足元を、「トヤ・デヴァシャ・リゾート&スパ」のお隣り「トヤ・ブンカ村営温泉」に向かうローカルの人々が通り過ぎて行きます。さすが温泉地に住む皆さん、朝から温泉なんですね!確かにこんなに寒いと水マンディは無理ですよね。
朝日を浴びて、湖面が輝き始めました!
|
|
バトゥール山もこんなにキレイに姿を現しましたよ~。
|
予定通りご来光を拝むと、ビッグ・イベントを終えたような満足感が。ヴィラへ戻ると、どうやら友人もここから朝日を拝んでいたのだとか。
朝食は、昨日ディナーをいただいた「フランボヤン・レスト」で。清々しい空気の中、朝食をいただこうとすると、ハエ避けのために「キャンドルを灯しますか?」とスタッフが。ハエも見かけないし「大丈夫だよ」と言ったものの、食事を始めるとハエが寄って来たので、やっぱりお願いしました。
朝食中に、ヴィラのマネージメント・チームの皆さんがいらして、いろいろとお話しを伺ったり、フィードバックをしたりと和気あいあいとしたムード。キンタマーニでこれまでにないヴィラのマネージメントは簡単なお仕事ではないと思いますが、皆さんとっても明るくて、冗談が次々と飛び出して笑いが絶えません。まだまだオープンしたばかりでちょっとした気になる点はいくつかあるものの、ここまでの滞在中快適に過ごせたのは、このマネージメント・チームを始め、スタッフの皆さんの温かいおもてなしの精神ではないかと話すバリ子と友人。スマートで完璧な応対を求めてやってきたワケではないのですが、いやいやどうして、思った以上のホスピタリティ精神と素朴なサービスはとっても心地が良く、そのさりげない心遣いが貴重に感じられます。
正午のチェック・アウトまでアクティビティに参加しよう!と考えたりしたものの、足はやっぱりパブリック温泉に向かいます(笑)
お昼近くまではまだ空いています。
|
|
プールには入らずに、温泉オンリーで!
|
打たせ湯が気持ちいい~!
|
|
温泉は木陰になっていて、日中でも涼しく楽しめます。
|
結局ランチも食べてからチェック・アウトすることに…
本当なら、温泉を楽しんですぐにチェック・アウトのつもりだったのですが、昨日の夜のシェフの話と今朝プールサイドの看板を見てしまったからには、スチーム・ボートを食さずしてここを立ち去るワケにはいきません!「トヤ・デヴァシャ・リゾート&スパ」のエリアにある湖畔のダイニング「レイクサイド・レスト&バー」でスチーム・ボートのランチをいただきましょ~!
この「レイクサイド・レスト&バー」はインドネシア料理がメインなのですが、スチーム・ボートは中華風。あっさりとしたダシにシーフードと野菜を入れていただくのですが、さっぱりとしていて体も温まり、キンタマーニにはちょうど良いランチ(しかし、あまりの涼しさに、早く口にしないとすぐに冷めてしまいます)。
1泊2日の間で思う存分「トヤ・デヴァシャ・リゾート&スパ」と「ジ・アユ」を満喫したバリ子と友人。特にキンタマーニに登場したヴィラ「ジ・アユ」の存在は新鮮で、これからの成長が楽しみ!「ジ・アユ」ができたことで、キンタマーニでの快適な滞在も約束されたようなもの。今までは日帰りでプネロカンからの絶景を眺めたらそれで十分、「キンタマーニは長く滞在する場所じゃない」と思っていたあなた!少し腰を落ち着かせないと体験することのできない新しい魅力を発見できるかもしれませんよ。以上、バリ島ナビのバリ子でした~!
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日 :2010-09-30
ページTOPへ