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芸術の村、文化の村として旅行者にも人気の山間の観光地。

アパ・カバール、バリ島ナビです!バリ島中部の観光地として世界中から旅行者が訪れる「ウブド」。その人気は年々高まる一方で、南部とウブドに滞在する方や、ウブドだけに滞在する旅行者も多く、ビーチ・リゾートとは異なった山間の文化と芸術の村として、多くの人々に愛されています。

ウブドは、デンパサールから北へ進み、車で約50分の場所にあります。山間部に位置するため、南部観光地と比較すると日中は若干涼しく、朝晩は肌寒さを感じることも。また、雨季の間は南部に比べて降水量が高くなります。

ウブドの歴史

チャンプアンのグヌン・ルバ寺院が発祥の地と言われます。

チャンプアンのグヌン・ルバ寺院が発祥の地と言われます。

ウブドの村の歴史は、チャンプアン川の谷にある「グヌン・ルバ寺院」の建立から始まります。8世紀頃にジャワの高僧であるルシ・マルカンディアがこの地に立ち寄った際に、チャンプアン川の谷の美しさに大変感動し、その地に寺院を建てたのです。その後高僧の弟子数名が残り村を作ったのですが、弟子たちがこの場所が薬草の宝庫だということに気づき、バリ語で薬草を意味する「ウバド」と名づけたのが始まりだと言われています。

ウブド中心部の見所と通り

ウブド王宮
ウブド観光の中心、そして村の中心地でもあるのが、「ウブド王宮」。バリに今も残る8つの王族のうちの1つの王族が今もこの王宮に住んでいて、ウブドのシンボル的存在となっています。この王宮の庭では毎晩バリ舞踊の定期公演も行われていて、たくさんの旅行者が集まる人気のスポットです。
ウブドのシンボル的存在のウブド王宮 ウブドのシンボル的存在のウブド王宮

ウブドのシンボル的存在のウブド王宮


庶民の台所でも、観光地でもある市場

庶民の台所でも、観光地でもある市場

ウブド市場
ウブド王宮の向かい側にあるのが、ウブドの台所でもあり、そして観光地でもある「ウブド市場」。生鮮食品を売るだけではなく、旅行者向けのお土産市場にもなっていて、ウブド観光では外せないスポットです。2013年に改装工事を終え新しくなりましたが、奥には昔ながらの雰囲気を残す場所もあります。
2013年に新しくなったばかりの市場

2013年に新しくなったばかりの市場

中にはお土産物やさんがいっぱい!

中にはお土産物やさんがいっぱい!


モンキー・フォレスト
モンキー・フォレスト通りの南にある森にはたくさんのサルが放し飼いに慣れていて、こちらもウブド観光の定番のスポット。森の中にはパダン・トゥガル村の寺院や聖水の泉があったりと、マイナス・イオンをたっぷりと浴びながらウブドの自然を満喫することができます。
森の中に一歩足を踏み入れると、あちらこちらにサルが。観光の休憩にもピッタリ 森の中に一歩足を踏み入れると、あちらこちらにサルが。観光の休憩にもピッタリ 森の中に一歩足を踏み入れると、あちらこちらにサルが。観光の休憩にもピッタリ

森の中に一歩足を踏み入れると、あちらこちらにサルが。観光の休憩にもピッタリ


モンキー・フォレスト通り
王宮とモンキー・フォレストを結ぶウブドで一番の目抜き通り。通り沿いにはレストラン、ホテル、雑貨ショップや換金所など、旅行者に必要なものは何でも揃っています。

ハノマン通り
モンキー・フォレスト通りと平行する通り。こちらもレストランや雑貨ショップがズラッと並びますが、モンキー・フォレスト通りに比べると、こぢんまりとしたセレクト・ショップが多く、センスのよいお店もたくさん。人気のケチャッ・ダンス「トレナ・ジェンガラ」の会場もハノマン通りにあります。

デウィ・シタ通り
モンキー・フォレスト通りとハノマン通りを繋ぐ通り。短い通り沿いには老舗レストランやオシャレなカフェにブティックなどが軒を並べ、ウブドでショッピングやお茶をするなら外せない通りです。

ゴータマ通り
デウィ・シタ通りと大通りのラヤ・ウブド通りを繋ぐ裏通り。何年か前まではローカル・ワルンや小さなショップが並び、ウブドの中心部にしてはのどかな雰囲気が残るエリアでしたが、ここ最近は雰囲気の良いカフェやショップがどんどん増えて、旅行者にもオススメのショップがいろいろ揃っています。

スグリワ通り
今ウブドで一番注目の通り!?と言ってもいいくらいの通り。以前は民家が並ぶだけの通りだったのが、ベジタリアン・カフェやアロマ・ショップ、ヨガ・ウェア・ショップなどがオープンし、ナチュラル志向な在住者や旅行者が足を向けるようになってきました。ウブド中心部からも歩いてすぐの場所なので、今後ブームになる予感が。

プンゴセカン
モンキー・フォレストよりさらに北に位置するプンゴセカン村には、ウブドで一番人気のあるヨガ・スタジオ「ヨガ・バーン」が移転し、さらにカフェやレストランが増えているエリア。

ウブドの夜はバリ舞踊の定期公演鑑賞で決まり!

ウブドでは毎晩たくさんのバリ舞踊公演が

ウブドでは毎晩たくさんのバリ舞踊公演が

ウブドといえば、真っ先に浮かんでくるのは「バリ舞踊鑑賞」という方も多いのでは。南部でも観光地から離れたエリアでケチャッ・ダンスやバロン・ダンスを行う場所はあるのですが、それ以外はレストランやホテルでやっているものばかりで、中には週に何度かだけのスケジュールだったり。芸術の村ウブドでは、毎日いくつもの会場で様々な舞踊公演が行われているので、よりどりみどり!そして歩いていける中心部だけでもたくさんの公演があるのも嬉しいところ。ツアーでもこの夜の舞踊公演が組み込まれた半日ツアー、1日ツアーがあり、ウブドに滞在していなくても、本場のバリ舞踊を楽しむことができます。
煌びやかなガムランの音色と優雅に舞うダンサー 煌びやかなガムランの音色と優雅に舞うダンサー 煌びやかなガムランの音色と優雅に舞うダンサー

煌びやかなガムランの音色と優雅に舞うダンサー

美術館めぐり

芸術の村ウブドで美術鑑賞のひとときを

芸術の村ウブドで美術鑑賞のひとときを

芸術の村ウブドには、いくつもの美術館もあります。観光中やショッピング中に、道端で絵を描いているペインターを見かけたり、土産物店でもバリ絵画を売っていたりもしますが、せっかくウブドに来たなら、美術館でじっくりとバリ絵画を見ながら文化を楽しむ時間を作るのもよし。バリ絵画は伝統的なものからモダンなものまで様々な流派があり、各美術館に収蔵されている絵画も場所によって個性があるのが面白いですよ。
様々なスタイルのバリ絵画をウブドで楽しめます 様々なスタイルのバリ絵画をウブドで楽しめます

様々なスタイルのバリ絵画をウブドで楽しめます

ウブド近郊の観光地

ウブド近郊には、歴史的にも文化的にも興味深い場所がたくさんあります。歩いていける場所ではありませんが、ツアーやカーチャーターの際に組み合わせて是非訪れていただきたいスポットをこちらでご紹介しましょう!

ゴアガジャ
「ゴア・ガジャ」は南部から車で約1時間~1時間半、ウブドから車で約10分のウブド近郊に位置する遺跡です。「ゴア・ガジャ」は「象の遺跡」という意味 なのですが、バリ島には象は生息しておらず、動物の象を指すだけではなく「大きいもの」も意味することから、「大きな洞窟」と名付けられたと考えられてい ます。この遺跡は1923年にヨーロッパ人によって発見されましたが、11世紀に造られたものだと言われています。

テガララン
「バリの田んぼビューの代名詞」と言っても過言ではないのが、ウブド近郊の村「テガララン」。旅行会社のパッケージにもよく組み込まれていて、多くの初バリさんが訪れるバリの代表的な観光名所です。渓谷に沿って深く複雑に入り組んだ棚田を眼下に眺められるこの場所は、皆さんライステラスを見るためだけに訪れるんですよ。

マス
「マス」はウブド近郊の小さな木彫りの村で、バリ舞踊やバリ絵画で有名なプリアタンから南下した場所にあります。寺 院や王宮などの装飾品を作る村として栄えた「マス村」、「プワヤガン」と呼ばれるワヤン・クリッなどで演じられるラマヤナ物語やマハーバーラタなどをモ チーフにした繊細で手の込んだ彫り物が発祥となり、その後様々なスタイルが生まれてきました。木彫だけではなく、現在では天然木を使った家具や雑貨のお店 なども集まります。

チュルック
銀細工の村「チュルク(Celuk)」は、元々魔除けの力が込められた「クリス(短剣)」の発祥となり発展してきたと言われています。そして鍛冶師「パンデ」が多く集まる村でもあります。最近ではオシャレでセンスの良いシルバー・アクセサリーは南部観光地で手軽に購入することができますが、ウブド観光のついでにバリ伝統の銀細工を見に出かけてみるのもいいですね。

ペジェン
バリの中でもとても歴史が深く、重要なお寺が集まる村。サムアン・ティガ寺院、プナタラン・サシー寺院、クボ・エダン寺院など、古いお寺がいくつもあるので、歴史好きな方には是非訪れていただきたいエリアです。ウブドからは車で10分程度の場所にあります。

歴史、文化、芸術を感じながらも、ショッピングや観光、グルメも楽しめてしまうウブド。そしてヨガやヒーリングといったスピリチュアルな場所としても世界中から人々が集まるようになって、今バリで注目を集める山間の村、みなさんも是非ウブドを楽しんでくださいね。以上バリ島ナビでした、サンパイ・ジュンパ~!

記事登録日:2013-10-04

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2013-10-04

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