傾斜の激しい渓谷に沿って段々になったライステラスが広がる心和む場所。
アパ・カバール、バリ島ナビです!バリ島観光、そしてウブド観光には外せない、バリの人気絶景スポット『テガララン』。特にライステラスの美しさは、世界中から訪れる旅行者を魅了する素晴らしい眺めです。バリにいらしたことがある方は、きっともうすでに訪れたことがあるだろう、定番観光スポット。今日はそんなテガラランを皆さんにご紹介したいと思いますー!
テガラランまでの道のり
テガララン村の入り口
バリ島の人気観光スポット『テガララン』は、ウブド市内から北上したキンタマーニ方面にあります。ウブド外れのアンドンからは、大通りを直進するだけの簡単なアクセス。約15分程度で到着することができます。車どおりは多いものの、サイクリングやレンタルバイクでのんびりとテガラランを目指す旅行者もいるんですよ。
バリ島一の雑貨問屋街
ラヤ・テガララン通りには雑貨屋さんがいっぱい!
ライステラスまでは、ウブドを出てからすぐ、大通りのラヤ・テガララン通りまで道路両側にたくさんの雑貨屋さんが並びます。何を隠そう、ここはバリ島有数の雑貨問屋街なのです!世界中の雑貨バイヤーさんが訪れるテガララン、元々は木彫りなどの雑貨がメインでしたが、現在はそれだけではなく、家具や小物、モザイク雑貨にアクセサリーなど、大よそのものが揃っています。訪れるのは外国人バイヤーさんだけではありません。ウブドや南部の観光地で売っているお土産物も、ここで買い付けられているものがいーっぱい。だから、観光地で買うよりもかなりお安く雑貨をゲットすることができるんです。特にまとめ買いの場合は大幅にディスカウントしてくれることも。問屋街なので品数も豊富。車に乗りながら、道路左右をキョロキョロ物色しながらお目当ての物が目に入ったら車を止めて覗いてみる、なんて旅行者もいっぱいいます。
ライス・テラス周辺
そうやってショッピングを楽しみながら北上すると、急に路上駐車の車が並んでいるスポットに到着します。ここがテガラランのライステラス。バリ島有数の観光スポットだけに、毎日たくさんの旅行者が訪れ、時間帯によっては大渋滞が起こることもしばしば。ライステラス周辺にはたくさんのお土産屋さんが並んでいて、昔は強引な客引きが多いことでも有名だったのですが、現在はそこまでしつこい物売りはあまりいません。お店のおばさんとのやりとりを楽しめるくらい。もちろんお買い物はほとんどのお店が交渉性になります。
そして、テガラランの名を世に知らしめるのが、入り組んだ山の斜面に美しく広がるライステラス!複雑に湾曲した水田とココナッツの木が青々と茂るこの絶景は、多くの人の心を掴む、バリでも有数のスポットです。日本からの旅行者もご年配の方はもちろん、若い方でも『なんだかこの景色を見ていると懐かしい気持ちになる』と古き良き日本の郷愁を誘う景色でもあり、何度も訪れる方もたくさんいらっしゃいます。
また、テガラランの位置するエリアは、2014年にユネスコの世界遺産に登録された『プクリサン川流域のスバック(棚田)の景観』のエリアにも含まれています。この世界遺産エリアは、キンタマーニの南より流れる聖なる川「プクリサン川」とその周辺の文化的景観が含まれており、プクリサン川から送り込まれた水を引く美しい水田と、その周辺の文化、歴史的スポットが広範囲で世界遺産に認定されています。テガラランのライステラスはもちろんのこと、周辺の歴史的スポットなども合わせて訪れるといいですね。
絶景を眺めながらちょっと一息
テガラランのライステラスでは、観光途中に寄ってほんのしばらく景色を眺めたり、写真を撮ったりして過ごしてから、またすぐに次のスポットに出発してしまうツアーが多いのですが、せっかくだから、こんなキレイな眺めを楽しみながら、お茶やランチを楽しむのはいかがでしょう?ライステラスを真正面に、道路沿いにはたくさんのカフェやレストランが並んでいます。
トレッキングだって出来ちゃう!
ここ最近、新しくできたのがトレッキングコース。道路側から眺めるライステラスまで歩いて渡れるルートができています。ライステラスの少し手前にトレッキングコースへの入り口がありそこから行くこともできるし、カフェから下に下っていくこともできます。
テガラランの魅力をまとめてご紹介しましたが、いかがでしょうか?バリの人気スポットだけあって、テガラランへ行くことができるツアーはたくさんあり、キンタマーニとセットになったもの、ウブドとセットになったもの、いろいろなパッケージがあります。またゆっくり過ごしたい場合はカーチャーターで訪れるのも一つ。買い物も絶景もグルメも楽しめるテガララン、皆さんも是非楽しんでみてください。以上バリ島ナビでした、サンパイ・ジュンパ~!