今日も朝早くからイブイブたちが集まり、24時間熱気でい~っぱい!バリの食卓を支えるデンパサールにあるバリで一番大きな市場です。
アパ・カバール、バリ島ナビです!
みなさんはアジアを旅行する際に必ず訪れる場所はありますか?ナビはこれまでに行った国を振り返ると、必ず行く場所の中に、市場が入っています。お土産市場はもちろんのこと、朝市や生鮮食品を売る市場も現地の食文化を覗き見することができて、思わず足が向いてしまう場所の一つですよね。市場のことをバリでは
「パサール(Pasar)」と呼びます。バリの至る所にありますが、一番規模の大きな市場は州都デンパサールにある「
パサール・バドゥン」。今日はそんなパサール・バドゥンを通して、バリの「パサール・パギ(朝市)」の様子を皆さんにご紹介したいと思います~!
「パサール・バドゥン」はお土産市場として旅行者の方にもお馴染みの「パサール・クンバサリ」と布問屋が並ぶ「スラウェシ通り」の丁度中間に位置し、ローカルの人々にとっては日常生活で必要なものはここに来たら、たいがいは揃ってしまうショッピング・エリア。その中にある「パサール・バドゥン」はデンパサールで一番の規模…ということは、バリで一番大きなパサールになるのです。
「パサール・バドゥン」が面する道路は布通りの「スラウェシ通り」の他に、華僑の営む様々な問屋が集まる「ガジャ・マダ通り」の2つ。とにかくこの2本の道路は、毎日時間に関係なくすごく混むんですよ~!!これだけ買い物処が集まっていればそうなるのも当たり前ですが、駐車スペースを探すのにも一苦労だったのが、今年2011年には市場の一部を削って2F式の駐車場が完成しました。
まずはスラウェシ通り側の青空市場から!
「ガジャ・マダ通り」を通り、駐車場を過ぎてすぐの信号から右の道路が「スラウェシ通り」。このスラウェシ通り沿いには買い物にやって来たイブイブ(おばさんたち)のバイクが所狭しとズラ~っと並んでいます。そしてその駐車スペースの奥には、パサールの門の外ではありますが、ギッシリとダガン(商い)のイブイブたちが腰を下ろして、フルーツやお供え物を籠にたんまりと積んで、お客さんを待ちうけています。
まだドッカルも走っていますよ~。
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こんなにビッシリとバイクが!
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お花に交じってオンデ・オンデ(ゴマ団子)も売られています(笑)
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産地直送のフルーツがあっちにもこっちにも!
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パサールの中へ入ってみよ~!
パサールの外だけでもこんなにたくさんのダガンが商品を並べていますが、ここはまだ門の外。さぁ、パサールの門をくぐってみましょう!
日中の強い日差しを避けるために、大きなパラソルがたくさん立っています。
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イブイブはお話しにも忙しそう~。
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ごはんだけじゃなくて、甘いものだってもちろんありますよ~!
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早朝には野菜がたくさん並んでいます。
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駐車場ができたことで、この青空市場のスペースは狭くなったものの、イブイブたちのパワフルなやり取りや駆け引きは今ももちろん健在!この青空市場スペースには、野菜あり、フルーツあり、そしてお供え物があったかと思うとその隣には毛をむしられたニワトリや豚肉が並んでいたりと、なんの秩序もなく、ごっちゃまぜでいろいろなダガンが商品を並べています。こういうのがアジアっぽいというかバリっぽいというか。
日用雑貨もたくさんあります!
建物の中にもお店がいっぱい!
そして青空市場以外にも、「パサール・バドゥン」には4F建ての立派な建物もあり、中には生鮮食品以外の日用雑貨などのお店が軒を並べています。
今日ナビは午前中に「パサール・バドゥン」にやって来たのですが、実はこの状態はまだ閑散としている方。夜が明ける前からブドゥグルやキンタマーニなどの産地から野菜やフルーツが続々とトラックで運ばれてきて、早朝まだ暗い内から「パサール・バドゥン」は大勢の買い物客でにぎわいます。
イブイブ御用達のパサール・バッグ
今日は「パサール・バドゥン」の中をいろいろとご紹介しましたが、パサールの周辺には産地から送られてきた青果を売る専門の青果店や生活雑貨の商店もたくさんあって、こちらもパワフル!バリの現地の食卓事情を覗き見しに、「パサール・バドゥン」に足を運んでみてはいかがでしょう?ボヤボヤしていると、イブイブたちにはね飛ばされるかもしれませんが(笑)以上バリ島ナビでした、サンパイ・ジュンパ~!