バリ島ビギナーのための観光スポットBEST10

初めてバリに行くけれど…耳慣れないインドネシア語の地名や多すぎる情報に「どこに行ったらいいの?」とグルグルしちゃっていませんか?そんなあなたのために、定番の観光スポットをご紹介しましょ~!

こんにちは! バリ島ナビです!日本に比べたらほんとにちっちゃな島、バリ。でも、いざ訪れてみると見所、観光名所満載!限られたバカンスの日々を最大限に楽しんでいただくには堅苦しい紹介文より、「実際行ってみるとこんなだよ~」っていう情報が大事かも?…という訳で今回は在住8年のナビが、初心に戻って定番観光スポットをBEST10式に並べ、行ってみて感じたまんまをお伝えしますね。

クタ・ビーチ Kuta Beach

バリを訪れたなら、まずはココ!青い空、青い海、ゆれる椰子の木陰、サーファーたちのこぼれる笑顔!…そして、仕上げは、ロマンチックなサンセット!!と、ビーチリゾート・バリの思い出を心に刻んでくれる事まちがいなしのシンボル・スポット。熱い砂を素足で感じて、マリンブルーの景色に包まれたら、「あ~、バリ島に来てるんだ~!」と日頃のストレスが吹っ飛ぶこと必至です。いろんな国からやってきた観光客をお手本に、ビンタンビール片手に、思いっきり肌を焼くのが王道でしょう。朝から午後までは太陽の下、サーフィンしたり、物売りのおじちゃんやおばちゃんとの値段のかけひきに挑戦したりと、とにかくアクティブに過ごすのが、ここクタ・ビーチ流。だけど、夕方4時をまわった頃からは、一転して、迫り来るサンセットタイムを待ってロマンチックに過ごしてみましょう。

今回のランキングでもご紹介しているタナロット寺院、ウルワツ寺院と並んで、クタ・ビーチは素晴らしいサンセット・スポットとして有名です。それを見ようと夕方には交通渋滞も起きるほど。どんなに素晴らしい夕日か・・・?お手軽なデジカメのシャッターを普通に切るだけで、ナビでさえ、こんな素晴らしいショットが撮れてしまうほどの夕日…なのです!!「どんなに悪いことを考えている人でもこの夕日を見ている時だけは心が真っ白になる。」とバリの人が言うのを聞いたことがありますが、ナビも来るたび、見るたびに、その言葉を思い出しながらしばし見とれてしまう絶景です。

サンサンと降り注ぐ太陽を求める観光客とは反対に地元、バリの人たちは暑い昼間のビーチで遊ぶことはほぼありません。夕暮れ時に三々五々やってきて「夕涼み」を楽しみながら、ビーチバレーならぬ、ビーチサッカーをしたり、Tシャツのまま海水浴をするのがバリ人スタイル。なので、昼間は必至の形相でネイルや、ミチュアミ(三つ編み)、インスタント・タトゥーなんかを売り込んでた物売りおばちゃん、お土産兄ちゃんたちも5時半を回った頃になると、のーんびりと店じまいをしつつ、サンセットに見とれたりしています。一方、パンツいっちょ…ならぬ、砂まみれのスッポンポンでビーチを駆け回る子供たちや、砂に大きな穴を掘ってそこに寝そべるバリ犬くん…また、それを眺めて微笑む観光客のお年寄り夫婦…刻々と暮れる夕日を眺めながら、昼間とはまた違うクタ・ビーチにゆっくりと流れる黄昏を感じてみましょう。「あ~今度は両親連れてバリ、来ようかな?」なんて思っちゃうかもしれません。

ウブド市場 Pasar Ubud

バリ山間部の観光と言えばココ!朝も明け切らないうちからバリのおばちゃんたちが大きなカゴを頭に乗せ集まってきて店開き。野菜や、色とりどりの果物、さばきたての鶏肉や豚肉、塩漬けの魚、香辛料、お惣菜、素朴なお菓子、お供え…と、ありとあらゆるバリの日用品を並べた朝市の始まりです。日本ではなかなか体験できない、バリの人たちのパワーに圧倒されてしまうこと請け合い。早起きしたら、汚しても平気なカッコでカメラと小銭ととびっきりの“勇気!”を持って乗りこまないと吹っ飛ばされちゃいますからね。覚悟して訪れましょう。

ホテルのお部屋にしつらえられたトロピカル・フルーツや、レストランでデザートにいただくバリのお菓子もかわいくて素敵だけど、おじちゃんたちが腰に手をあててうまそうに飲む鮮やかな色のドリンク、朝露と元気なありんこがいっぱいくっついた採れ採れの果物、節くれだった指でおばあちゃんがバナナの葉っぱにくるんでくれる素朴なお菓子を「試してみる」「買ってみる」「食べてみ」てください!在住8年のナビでも、いまだにドキドキで挑戦するウブドの朝のイベント、No.1は「市場でのお買い物」!オススメです。

さて、朝市のにぎわいも下火になって来る、午前9時くらいになると今度は次々とお土産屋さんが店開き。「観光お土産市場」に様変わり。木彫り、バッグ、サンダル、絵画、銀細工、オイルにインセンス…ありとあらゆるバリのお土産モノが並びます。片言のニホンゴも飛び交います。よーく聞くとこれもまた片言のイタリア語やフランス語らしき客引き声もあったりして…。ガイドブックには「スーパーマーケットで定価を見てから値段交渉しましょう。」なんて記述もありますが「かわいい!ほしい…絶対!!」と思える品物に出会えたなら、その品物に自分ならいくら出せるかな…と瞬時に考える。それがここでの定価だと思いましょう。お店側だって、できるだけ良い値段で買ってほしい…だろうけど、こっちも満面の笑顔や、困り顔をしてみたり、いらないっ!と店を出るふりしてみたりと応戦し、値段交渉に挑戦しましょう。そうやって手に入れたお土産は、ながめるたび、使うたびにバリの思い出がじわ~んを蘇える宝物になってくれるはず!頑張って~!

タナロット寺院 Pura Tanah Lot

「夕日の寺院」とも呼ばれるタナロット。南部リゾート地域からはちょっとだけ離れていますが、海外からの観光客、お供えを抱え正装でお参りに訪れるバリ・ヒンドゥー教徒の人々、バリ各地の学校から「お参り遠足」にやって来た子供たち…と、いつも賑わう観光スポットです。黒い砂とゴツゴツとした岩が多いタナロットは、白い砂のクタやサヌールとはまた一味印象のちがうビーチです。

波打ち際の岩の上にそびえるお寺とその夕暮れ(サンセット)が一番の見所ですが、到着した駐車場から、海岸までの参道にならぶお土産屋をひやかしながら歩くのもここの楽しみ。大きなニシキヘビを見せる露天やら、名前を入れてくれる竹細工屋、焼きとうもろこしの屋台…と、なんだか、子供の頃楽しみにしていた日本のお祭り縁日に来たみたい。日本だったらラムネを飲むところですが、ここではでっかいココナッツをバカッと開けてもらってゴクゴクやりましょう!そうそう、忘れちゃいけないのが、この参道の銘菓「クロポン」みどり色の小さな餅菓子です。鮮やかなみどり色はパンダンという葉から取った自然な色、トッピングはココナッツフレーク。親指の先ほどのお餅を口に放り込んでかむと中からトローンと黒蜜が出てくる仕掛けです。帰りの車中で「あ~っ!食べ忘れた~!」なんて後悔しないように絶対食べておきましょう!

写真でもお分かりいただけるかもしれませんが、このお寺にお参りできるのは潮が引いた時間だけ。この潮が引いてお寺に渡れるようになった時の磯の道がまた楽しい。あちこちの岩のくぼみが潮溜まりになっていて、小さな水族館のように魚やカニなどを見ることができます。うち寄せる波しぶきのかかるような道もあり、童心に帰っての磯遊びもおすすめです。

そうこう過ごすうちに、日も暮れて来たら、さあ、タナロット詣でのハイライト。ダイナミックな夕日をドラマチックにながめましょう!参道を海岸のすぐ手前で左に折れ、ちょっと急な坂を上ると「サンセット・カフェ」と呼ばれる見晴台付きのレストランが並んでいます。ここに席を取って暮れ行くバリの雄大な景色をご堪能ください。

キンタマーニ高原 Kintamani

ウフフ…バリ島を初めて訪れる、特に女性の皆様、なんだか頬が赤らんでしまう地名ですよね。ま、それは置いといて(笑)…ここは、涼しさと雄大な火山と湖の景色を望む高原リゾート地。車から降りると、別世界のような涼しさにびっくりするかもしれません。ペネロカンという村に並ぶ展望レストランでビュッフェ・ランチをいただきながら1926年に噴火したという火山に焼かれた大地とそのそばに広がるバトゥール湖のながめを楽しむのが定番です。
ここのお土産売りのおばちゃんたちのしつこさはバリ随一!とも言われることもあるようですが、それを受け流しつつ、レストランのそばや道端のお土産と並んでモコモコのかわいい子犬が売られていたら、それが「キンタマーニ犬」。いわゆるバリ犬とは区別し大切にされている、バリの人たちが飼いたいペットNo.1…のワンちゃんです。日本につれては帰れませんが、犬好きな皆さんにはうれしい出会いかもしれません。また、この地域はコーヒー豆の栽培がさかんで、レストランの中にはバリ産のコーヒー豆試飲しながら購入できるお店もあります。
以前ナビが日本からの友達を案内してここで「バクソ」というツミレ入りスープを食べた際、その屋台の客席部分は、旧日本軍が村の人たちに掘らせた防空壕と聞いてびっくりしたこともあります。なんかキンタマーニ豆知識みたいになって来ちゃいましたが、「キンタマーニってお土産売りがしつこいとこよねぇ…。」なんて食わずぎらいしないで、いろんなところを見てみてくださいね。そうそう!最近バリで流行っている「フィッシュ・スパ」…手足を水槽にひたしてお魚たちにお肌の角質を食べてもらう、アレ!あのお魚たち、もともとバリではバトゥール湖にたくさん住んでいて昔から地元の人たちは水浴びしながら、角質をかじってもらっていたんですって!

モンキーフォレスト Monkey Forest

その名の通り、ウブドにある「おサルの森」。約200匹のおサルさんが住んでいるそうです。ウルワツ寺院とかサンゲエ村とかバリには他にもおサルに会える場所がいくつもありますが、ここのおサルは比較的おとなしいように感じます。入り口で入場券を買ったら、そばで売られている「おサルの餌用バナナ」を買って入りましょう。「餌用」ですが、自分で食べてもおいしいバナナ、おサルに会う前に食べちゃったとならないようにご注意、ご注意(笑)。ナビがいつも「今度看板を書くときは私がニホンゴのとこ、書いてあげたいっ!」といつも思ってしまう、なんだか面白い文面の「おサルの森で注意する事柄」の看板もじっくりと読んだら、マイナスイオン充満なひんやりとした、巨木の森を見上げてみてください。

実はこの森の中心は「死者の寺」と呼ばれるこのあたりの村の葬儀に関連した儀式をつかさどるお寺。おサルたちはそのお使いとも言われ大切にされています。時折この森に隣接するホテルで夜、物音がしたとか、光が庭を横切った…なんて体験をするお客さんがあります。(ナビの知り合いも朝迎えに行くと、部屋から飛び出して来て「怖かった!宿変えて!」って言われてびっくりしたことがあります。)それを話すとこの村の人たちは「おばけじゃないよ。それはこの森にいる「目に見えない世界の人たち」が気をつけなさいよ、とか、見守っているからね、と伝えているんだよ。」とニッコリ説明してくれたり…。「そうだよね、こんな大きな森だもん、そういうこともあるかもね。」と妙に納得したくなってしまう、そんな神秘の森です。ウブドにまだ水道が引かれていなかった頃には、今もこの森に沸く泉に、大きなバケツを背負ったホテルのボーイさんたちが、ひとりのお客さんに2杯ずつ水汲みをしていたそうですから、この森と周辺のホテル、あながち関係がないとは言えないようです。…なんだか、となりのトトロみたいでしょ、ウブド。そこがいいんですけどね、とっても!

温和なおサルたち…とは書きましたが、やっぱり中には好奇心の強いおサルさんもいます。デジカメのケースとか、携帯やバッグにぶらさげたストラップやチャーム、キラキラしたイヤリングや髪留めは狙われる可能性、大!なるべく見えない所にしまってから森に入りましょう。もちろん、森のあちこちにバリ風の制服を着てサルよけ棒を持ったセキュリティのお兄さんたちがいてくれますので、必要以上におサルさんを怖がらなくても大丈夫です…と書きながらナビは大きなドリアンを2個もバイクに縛り付けていることをすっかり忘れて、この森の入り口でおサルの写真を撮っていたら、大群が襲来!おサルが…ではなく、ナビ自身がセキュリティのお兄さんから大目玉を食らったことがあります…と白状しておきます。バカッ!!

ウルワツ寺院 Pura Uluwatu

バリの最南端、断崖絶壁の上に立てられたバリ・ヒンドゥー教の寺院です。寺院の門や石垣に彫られた歴史あるモチーフや石像。絶壁から見渡せる空と海と水平線の青いコントラスト、そこに豆粒のように浮かんで大きな波を待つベテランサーファー。我がモノ顔で暮らしている強気なサルたち。燃えるようなサンセットをバックに演じるエネルギッシュなケチャックダンスの公演…と、ここの見所は他の観光スポットよりも、より、満載!です。高低差70mの断崖です。すごいでしょ~!おまけに日本の観光地とは違ってそこここに柵や塀がなく、がけのギリギリに立てるスポットがあるのもまたすごい!毎回「日本にこのお寺があったら、絶対、自殺の名所…」と思わずにはいられず、「宗教的な死生観の違いか?それともためてるストレスの違いか?」なんてバリの人に質問して「そんなことなんで思いつくの?」と変な意味で感心されてしまう…とってもバチ当たりなナビです…ゴメンナサイ!日本人のお客様は、夕方サンセットとケチャック公演を目的に訪れるのが定番ですが、午前中の涼しいうちに訪れて、お寺の門の右脇から断崖ぞいに作られた遊歩道を歩いて、お寺の全景と大海原を見渡すのも超おすすめです。
ただし他の観光地と違い(おそらく売り物がサルに盗られてしまうから…)お寺の境内にはサルの餌売りのおばあちゃん以外、売店はありません。おサルに見られないようにしっかり隠しつつ、自分用の飲み物はぜひ持参しましょう!ここのサルたち、バリで要注意No.1なおサルでしょう。ほんとに気をつけてくださいね。お祈りする人たちの後ろには必ず棒を持ったサルよけ係のおじさんがつくし、小さな子供にとびかかり、モノの数秒で、肩にかけた水筒、ビーチサンダルのかたっぽ、髪を結ったゴムの髪留めもむしり取る…という猛者もいます…当の子供ちゃんはボー然自失、泣けもせず、怪我も無くて何よりでした…がスゴすぎ!ナビも何度かやられました。絶景の遊歩道には、おサルたちの日々の戦利品?か、三枚おろしのサンダルやら、真新しかった…であろう帽子、バラバラに分解されたサングラスのレンズなんかがあちこち落ちています。もし、あなたが大切な物をサルにもぎ取られたその場に「餌売り」おばちゃんがいてくれたら、超ラッキー!おばちゃんが急いで餌をやるとサルは盗った物から手を離すので、そこを棒で追い払って品物を取り戻してくれるんです。おばちゃんからは「餌買わない?」と聞かれますが、ここは「いらない!」なんて言わず、餌を買うか「取り返してくれてありがとう!」と餌代と同じ位のの額の心づけをあげて、笑顔でお礼を言いましょうね!…なんだか「ウルワツおサル対策」が長くなってしまいました。ごめんなさい(笑)
毎夕演じられているここ、ウルワツのケチャック・ダンス公演。ウブドの伝統を重んじた公演とは対照的に、近隣の村の若い人たちが中心になって、派手に炎を使ってハラハラさせたり、観客を巻き込んだコメディタッチのアドリブもありと、誰もがきっと楽しめる内容でおすすめです。「遊園地の○○レンジャーショーよりカッコよかったね~!」と喜ぶ日本からのママと坊やに会ったこともあります。肩肘張らずに、でもぜひ観てくださいね!公演の最後にはダンサーさんたちとの記念撮影もできちゃいます。こちらもお忘れなく!

テガラランのライステラス Tegallalang Rice Terrace

ライステラス(棚田)の絶景を眺めながらのランチに訪れるお客さんでいつも賑わっているのがココ。最近は新しいレストランやワルンが次々とオープンしたこともあり、人気は増すばかり。バリは年に2~3回のお米が収穫できるので、訪れるたびに違う風景のライステラスが見られるのも楽しみです。バレと呼ばれる藁葺き屋根の小屋に陣取って、とにかくのんび~り過ごすのがここでのお約束でしょう。ナビが、ココでちょっとだけ心配するのはお客さんが集中するランチタイムの混雑ぶり。もし「席が空くまでお待ちください。」言われてしまったら、迷わず他のレストランに席がないか聞いてみましょう。テガラランのお昼って想像以上に日差しが強いので、「このレストランじゃなきゃイヤ!」という余程のこだわりがないのなら「空席待ち」より「移動」しちゃいましょう。ライステラスの素晴らしい眺めは、どのレストランでもほぼ同じ。景色がショボかったらどうしよう…なんて心配はご無用です(笑)

ランチ攻略法を書いて参りましたが…ナビのホントのお気に入りはレストランが開店する午前10時頃…ライステラスでのブランチです。…ランチタイムにはいっぱいで座れない~なんて、ひがんでる訳ではなく…。レストランの人たちからも「何でお昼に来ないの~?」と不思議がられもしますが…。とにかく、午前中の田んぼの日差しはひんやりとやさしく、朝露が残るライステラスや椰子の葉を輝やかせる景色の素晴らしいこと!それに、早い時間だと、ランチタイムにはたくさんいる物売さんたちもまだ少ない…っていうのもポイント高いです。ウソだと思われる方、お試しくださ~い!

ゴア・ガジャ Goa Gajah

ゴア・ガジャって「象の洞窟」という意味なのに、洞窟の入り口の顔は、象じゃなくて「魔女ランダ」ってどうして???…とナビはずーっと疑問に思っていました。よい機会なので、今回の取材のために改めてお勉強。この洞窟は11世紀頃の古代遺跡で、14世紀になってオランダ人が発掘した時に、この洞窟の入り口の顔がひどく破損していて「まるで象の顔のように見えた」ので、この名が付いたのだそうです。他にも諸説あって「象が入れるくらい大きな洞窟だから」というのもあるらしいです。洞窟の入り口になっているこの顔「魔女ランダ」本人を彫ったのではなくて、「魔女ランダの顔をお手本(モチーフ)にして作ったボマ(建物の入り口を守る巨人神)」という説や「アグン山とバトゥール山を造った、シヴァ・パスパティという神様の顔」という説など諸説あるようです。わかりましたか~?ナビは「8年来の小さな疑問」を「ちょっとしたウンチク」に変えることができて「スッキリ!」です。

観光名所としての派手さはないけれど、暗い洞窟に入る…というワクワクは毎回感じてしまいます。ウブドに滞在するご予定で、古代遺跡にロマンを感じるタイプの方はぜひ訪れてみて下さい。ここの駐車場脇にあるワルンで食べるナシ・チャンプルも辛いけどおいしいです。おすすめしておきますね。

バリ舞踊公演 

ウブドには個性豊かな舞踏団が数多く活躍しています。各グループにスター・ダンサーがいて、彼らはその実力・端正な容姿・カリスマ性で観客を毎夜魅了し続けています。同じ踊りでもダンサーの解釈、その人の人柄が加わると全く違う踊りに見えることさえあります。それを観に世界各国から観客は訪れ、また、各国に招待されて舞踏を披露しているダンサーも大勢います。

そんな完成度の高いダンスが数百円で見られるのがウブドのダンス・公演!行かないなんてもったいない!「どのグループを観たらいいかわからない…」あなた!ウブドの街角で「今夜のダンス公演のチケットいかがですか?」と声がかかったら、迷わず観にいきましょう。ウブドのダンス公演に「はずれ」はありませんっ!!

美術館 

日本では「絵画を鑑賞する」「芸術を学ぶ」なんて言うとずいぶん高尚なことになってしまうけれど、ウブドには親しみやすい絵画がたくさん売られています。この絵、もともとはその技法を継承した画家さんがいて、その教え子たちが習い覚えた技に個性を加えて描いていることが少なくありません。初めて訪れた美術館なのに「あれ?この絵、どこかのお土産やさんで見たよ。」と思うのも良くあること。美術館にある絵が師匠の絵、その技法の最高峰な訳です。バリで美術館を訪れたり、工芸市場やギャラリーで絵画を買うのに肩肘はったり、緊張する必要はありません。いろんなスタイルの絵画を見て「あ、この絵、好き!」と思える絵に出合えたら、それが一番だと思います。レストランに入るように、お土産屋さんに行くみたいに、美術館も訪れてみましょう。

いかがでしたか?BEST10。「バリに行ったら行ってみよう!」と思っていただけること、見つかりましたか?実はランキングに入りきれず書きたかったけどまだしまってあることもまだまだあるんです(笑)それはまた違うくくりのBEST10にまとめてご覧にいれようと思います。今回書きながら何度も初めてバリに来た時の自分を思い出しました。とまどったこと、なんだかものすごく感動しちゃったこと、そんなひとつひとつのおかげでバリが大好きになって、こうして住むようにまでなってしまいました。これから初めてバリに来てくれるあなたにも「カンドー!!!!」なイベントが見つかりますように!バリで待ってます。早くおいで~!!バリ島ナビでした!!!

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2010-11-11

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